嘘だまり

大風を鎮める(風宮不吹堂)

2019年09月04日
風宮不吹堂 0

秋の大風が吹く季節になった。今の時代になっても自然が荒れ狂った時、人間は嵐が治まるまで待つしかない。

古来の人たちは自然が穏やかであるように、もし荒れくるうようなことがあればできるだけ被害が少ないように、一刻も早く治まるようにと、神に祈った。

南砺市是安の地に風宮不吹堂 五社大明神の神社がある。

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Ranzou 08/21/2016

 

正式には、明治元年(1868年)の社号改称で、「級長戸辺(しなとべ)神社」という。


級長戸辺とは、
「古事記」

神産みにおいてイザナギとイザナミの間に生まれた神で、風の神とされる。

「日本書紀」

イザナミが朝霧を吹き払った息から級長戸辺命(しなとべのみこと)またの名を級長津彦命という神が生まれ、これは風の神であるとの記述が見られるという。 また、シナトベは女神とされることもあるようだ。

 

神社の由来についての由緒書きが有る。拡大して読んでいただけたらと思う。

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編集後記
神社記に「昭和32年(1957年)枝社大月姫之命(蚕養神)を祀る」とある。
 以前に、「かいこ」という物語を書いたので奇縁を感じ、早速、「大月姫之命」で調べてみるがどこにも出てこない。「古事記」に記された、漢字の表記は違うが読みが同じの、五穀や養蚕の女神、大宜都比売神オオゲツヒメではないかと思う。
 当時、養蚕が盛んだった富山市八尾町の養蚕宮(こがい宮とも言う)から、「呉西地区(1344戸)の養蚕守護神として分霊奉安した」と記されている。呉西といえば五箇山も含むが、予想をはるかに超えた多い数だ。

 
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素姓乱雑
記事作成者: 素姓乱雑
Address:富山県南砺市城端

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