嘘だまり

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何処(いづこ)へ ‐その6‐

 老人は翔司の持つカメラを指さして、「今はお前さんに譲ったカメラなんじゃが、掘り出し物が有るという情報を最初に掴んだのはこのわしでは無く、相手の方じゃった。それを横取りするようにしてわしが手に入れた。誰もが欲しがるカメラをわしが手に入れた時はそれだけで、『誰よりも優れた写真を撮れるもの』と、思い違いした。カメラとの相性も良く撮れた写真の出来栄えも悪くない、その時のわしは有頂天じゃった。じゃが、『カ...

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ハナミズキの実

ハナミズキの実

ハナミズキの実  黒い実、桃色の実の次は赤い実。  ハナミズキの実は毒はないけれども渋みが強くて食べられないといいます。人間と鳥では好みが違うようですね。もしかすると、鳥が食べられる実にすることでお礼に、方々に種を蒔いてもらっている?、と思ったりします。人間ならば種を蒔いてくれませんからね。 北陸地方は今日から大雪の予報になっていて、根雪(積もった雪が春の雪解けまで消えずに残る)になりそうです。最...

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秋のマユミの実

秋のマユミの実

マユミの実 枝から下がった 小さな桃色の実が 北風に揺れる。 大きく開いた殻からは 赤い種子が顔を覗かせた。 見えるのはマユミの実  赤い種子は有毒なので食べると吐き気や下痢をおこすので口にしてはならないようだ。  ピラカンサ、ユズリハそしてマユミ、中毒を起こす実は多いけれども、ついばんでいる鳥たちは大丈夫なのだろうか、不思議でならない。 同じ場所で今年7月の初めに撮った、マユミの若い実の写真があ...

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ユズリハの実

ユズリハの実

ユズリハの実  ユズリハの実は山ぶどうに似ておいしそうに見えるが、ユズリハアルカロイドを含む毒性があり、中毒を起こすので食べることはできないという。  ユズリハは春になって枝先に若葉が出たあとで、前年の葉が若葉に譲るように落葉する。その様子がユズリハの名の由来になった。  親は子を育て老いては子に家督を譲ることで世代交代が絶えることなく続くことから、ユズリハは縁起物とされ、正月の飾りや庭木に用いら...

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何処(いづこ)へ ‐その5‐

「見破られることは分かっていましたが、お二人をあそこまで騙せると思いませんでした。そうそう、私を手伝ってくれた男についてひと言触れておきましょう。以前から写狂老人を調べている者がいましてね、本屋で知り合って口を利くうちに思うところが一致、病院に嘘だまりを仕掛け、老人をおびき寄せて懲らしめたいのだと打ち明けると、男はショウゾウの誘い出しや成りすましを喜んで手伝ってくれました。さすがに、嘘だまりはどん...

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ヒメツルニチニチソウ

ヒメツルニチニチソウ

ヒメツルニチニチソウ 時の流れを受けて回る 季節という名の水車は 厳しい冬にかかろうとしています ヒメツルニチソウが青紫色の花を 毎日咲かせていた暑い夏の日は いつのまにか遠くになりました 花言葉をご存知でしょうか ヒメツルニチソウは「楽しい思い出」 毎日花を咲かせた日々がなつかしい ヒメツルニチソウは春になるまで 花を咲かせて虫たちと集う 楽しい日々を夢見るのです 素姓乱雑  この日...

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