嘘だまり

ムラサキツユクサ

ムラサキツユクサ

いつもご訪問をいただきありがとうございます。 我が家の空地に見慣れない植物が伸び出したのは、3~4年もまだ前だろうか。むしっても根まで取り切れないから、すぐに伸びる。その見慣れない植物が今年になって花を咲かせた。何という名前か最初は分からなかったが、調べてムラサキツユクサと知った。   ムラサキツユクサはツユクサ科・ムラサキツユクサ属(トラデスカンチア属)だが、小さな2枚の花びらの、見慣れたツ...

ふるさと城端にて(1)

ふるさと城端にて(1)

翔一が城端を訪れ、いよいよ物語の舞台は城端に移る。先ずは物語の前に、城端の曳山、庵屋台の一部を紹介したいと思う。今回は出丸町の曳山、庵屋台。曳山に鎮座する御神像は布袋宝暦12年(1762年)、荒木和助の作弘化3年(1864年)小原治五右衛門改作と伝わる宵祭前の曳山と庵屋台 曳山の呼称は唐子山、高さ6.27m、総重量7.5トン庵屋台は切妻流れで数寄屋造り曳山に施された華麗な彫刻の一部曳山の車輪は外周に鉄輪が填まる。月...

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愛と憎悪の狭間を漂う人達(9)

悔悟(3) 「いまこうして打ち明けてみると、あの人の行動の殆んどは小雪を独り占めにしたくて起こしたものと推し量ることができた。心の中に闇を抱えているのに、打ち明ける人がいなくてずいぶんと辛い思いをしたに違いない。もう遅いが、母さんの言葉尻だけを捉えず、もっと気持ちを酌み取ってゆけば良かった」 父は今になって気がついたようだ。自分本位である父の行動が美雪小母さんと母の葛藤に波及、幻の家族皆が「愛と憎...

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愛と憎悪の狭間を漂う人達(8)

悔悟(2) この後父は、「 あの人は憤まんの矛先を私や小雪ばかりか美雪までに向けた」と、話し続ける。 ある日のことだ。尋常でないあの人 の言動に不安を感じた私は行方を追った。あの人が向かった先は美雪が入院している病院。だが私は、ここで姿を見せて止めに入れば、あの人は逆上して事態がこじれてしまう、と気付く。何かあった時には飛び出す心構えで二人の話しを聞くことしか思いつかなかった。 あの人が病室に入って...